生活環境によって道具も変化していく~小型鉄骨階段の場合~

既存のハシゴ鉄骨
お打合せのとき、物干し場に上がる梯子が最初に付いていました。居住者の方が不安に思ってお問合せをしてくださいました。「高齢になってきたこともあるし、このままだと怖くて使えない」と。

今回の工事では、この既存の梯子を撤去処分し、代わりに、新たに小さな鉄骨階段を工事することに。

物干し場から階下のバルコニーを見下ろす

確かに、物干し場から下を見ると梯子が垂直に降りていて少し怖い。

現場で梯子をカットして処分。同じタイミングでこの小型階段を取り付けます。

設置された鉄骨階段どうですかお施主様。こんな感じで小さな鉄骨階段になりましたよ!幸い、バルコニーが広いお宅でしたので、このような階段を施工できました。これで上がり下りに不安を感じずに生活できますね。

既存の鉄骨と新設の鉄骨階段を溶接で固定

もとからある物干し場の手摺も鉄製のため、小型鉄骨階段ともしっかり溶接して一体化しています。これでツヤツヤのペンキを一緒に塗ってしまえば、最初からこういう階段があったかのようになります。

住まう方の年齢や環境によって生活道具が変わるように、生活機能も変化していかなければなりません。私達にお手伝いできることがあればお問合せください。