ビルの2階に出入り口を作って鉄骨階段で降りる

ビルの改修工事にお呼びいただきました。建物の裏側に出入り口を増設して、階段で出入りしたいとのことでした。よし、外部鉄骨階段の出番です!アルミ製手摺、タキステップとのコラボで立派な鉄骨階段ができました。今回は工事の流れをご紹介します。

なぜビルの裏に鉄骨階段をつくる?

「ビル裏手の2階から直接に降りられるようにしたい」とのご要望でしたので、建物の裏側に鉄骨階段を作ることになりました。

それまでは2階の搬出入を室内階段を使って正面玄関から出し入れしていたようですが、この鉄骨階段工事をすることによって、建物の裏にある駐車場に直接荷物を出し入れできるようになります。

地面に掘られた大きな穴は何か?

この鉄骨階段工事を始める前に地面に大きな穴が開いていますね?これはなんでしょう?

正解→鉄骨階段の柱を埋めるための穴です!

あらかじめ駐車場に鉄骨階段の柱が埋まる穴を掘っておきます。これによって鉄柱のベース部分が露出しないため腐食対策にもなり、同時に駐車場スペースを無駄にしない対策にもなります。

鉄骨階段の柱を埋設する

鉄骨階段を支える柱が地面の中にスポッと収まりました。この柱同士を梁材でボルト固定しています。これが今回の鉄骨階段の構造フレームになるのです。

この鉄柱がしっかり垂直に取付られたかを何度も確認をして、このあと、いよいよ別々に工場で製作していた鉄骨階段本体をクレーンで吊り上げてボルトで組み立てていきます。

鉄骨階段の本体を組み立てる

先行して建てた構造フレームに鉄骨階段の本体を組立ていきます。まず踊り場から2階に上がる片方の鉄骨階段です。踊り場といっても水平部分はなく、降りながら折り返す作りです。

次に踊り場から1階に降りる鉄骨階段をボルト固定していきます。この写真には2階に作られた新しいドアが見えますね。今まではただの壁でした。ここから鉄骨階段を使って建物の裏側から外に出られるようになりました。

それぞれの鉄骨階段をボルト組立と溶接作業で一体にしていきます。これて折り返し鉄骨階段の全貌が見えてきましたね。1階に降りる階段のササラ桁(階段のサイド部分)も地中に埋設されていますが1段目はコンクリートになります。

手摺はアルミ、段板にはタキステップ。

これで鉄骨階段は完成!手摺はアルミ製の手摺を使用。この手摺をつけるために、鉄骨階段本体に手摺の支柱を固定できるようなパーツを製作してあります。

また、段板(床面の踏むところ)はタキステップを貼っています。昇降時の音がしないことや、意匠性、移動時の滑り止めにも効果のある優れものです!

今回の鉄骨階段はビルの裏口から外に出るための鉄骨工事でした。このように建物のリフォームに鉄骨を増設することも多いです。