FRPグレーチング門扉。スチールは脇役ならぬ「枠役」。

FRPグレーチングを格子パネルに使った門扉を作りました。通常の鉄製門扉では格子パーツとして丸鋼やフラットバーなどの鋼材を使用しますが、今回はをFRPグレーチングにしています。この門扉はどっちかというとFRPグレーチングが主役で、フレーム枠のスチールは脇役なのかもしれませんね。

FRPグレーチング門扉を製作

打ち放しコンクリートの門柱とFRPグレーチング門扉。コンクリートの無機質な印象と合わせてモダンなデザインになります。

アルミの既製品門扉や鉄製門扉だと少し印象が変わってしまう。パネルとなるFRPグレーチングをクリア色にしているのもまた、近代的デザインのコダワリのポイント?

FRPグレーチング製品の説明は別のページにありますので、ここでは割愛します。

門扉工事をする前の状況

今回の門扉工事は外構(エクステリア)のリニューアル工事でした。建物にはすでにオーナー様が住んでいらしゃいます。

建物の入り口を近代的な印象に変えることが今回の工事のテーマ

これまで使用していたブロック塀を撤去して、コンクリート打ち放しの門柱を建てます。郵便ポストやチャイムは工事の間はこのように暫定的に使用します。

特殊規格のFRPグレーチングを探す

FRPグレーチングの規格のマス目は2種類です。正方形(40ミリx40ミリ)と長四角(100ミリx25ミリ)。今回の門扉では長四角のマス目のグレーチングを使用するのですが、通常の横目(マス目が横に広い)ではなく、縦目のタイプが希望とのことで、あちこち調べました!

当時は主要なメーカーでは取り扱いがなく、オーダーメイドといっても高額になってしまうところでしたが、なんとか縦目を扱っている業者さんにたどり着きました。

今回のFRPグレーチングは「縦100ミリ、横25ミリの縦マス目、厚さ25ミリ」。遠くから陸送で取り寄せた特殊規格です。見つかってよかった。

ドア厚25ミリ対応のレバーハンドル(錠前付き)を組み込みました。ちなみに、ドアハンドルのボックスを仕込む部分は、FRPグレーチングを予めカットして注文します。

フレームとなるスチールは溶融亜鉛メッキ処理

門扉の柱、FRPグレーチングの外枠など、フレームは全て溶融亜鉛メッキ処理されたスチールで製作しています。

溶融亜鉛メッキされたスチールは耐候性が高く腐食(サビ)に強くなる反面、塗装が乗りにくくなりますが、今回のデザインでは溶融亜鉛の仕上がりも含めて統一感を出します。

溶融亜鉛メッキ処理された鉄の肌はしばらくはピカピカの光沢がありますが、徐々に光沢がなくなりトタンのようなマットなネズミ色になります。

今回のFRPグレーチング門扉のハイライトは、なんといっても特注FRPグレーチングです。フレームのスチールは脇役ならぬ「枠役」ですね。