工事する側の目線でFRPグレーチングの特徴などをメモ!

通常のスチール製のグレーチングとは違って素材が「ガラス繊維強化プラスチック」で作られているものをFRPグレーチング(またの名をファイバーグレーチング)といいます。当社は鉄工所ではありますがFRPグレーチングを使った工事もしますので、工事する目線でFRPグレーチングの特徴などをメモしてみます。

ベランダの腰板や門扉でFRPグレーチングを使う

とある建物のベランダになります。ベランダの腰板に四角い穴の開いた板が施工されていますね。これをFRPグレーチングといいます。鉄工所の私たちもスチールグレーチングと同じような扱いで工事をすることがあります。

この現場ではステンレス鋼材で腰壁のための支柱を施工して、そこにFRPグレーチングをパネルのように固定していく流れで工事をしています。

FRPグレーチングは耐候性にも優れ、光や風、水もよく通すので人気の建材のひとつとなってきました。バルコニーの床材になったり(防火地域は不可)、門扉のパネルになったりと用途は幅広いです。下の写真は当社で工事したFRPグレーチング門扉です。

FRPグレーチングの特徴を箇条書きにします

先ほども記載しましたが、FRPグレーチングはスチールではなく「ガラス繊維強化プラスチック」で作られています。FRPグレーチングの製品的な解説はメーカー様のHPの方が詳しいでしょうから、工事をしている私たちの目線で特徴を箇条書きにするとこんな感じです。

  • マス目が大きく通気性、通水性、採光性がある
  • プラスチックとガラスの合いの子のようなひんやりした手触り
  • サイズの切り詰めもできる(マス目が途切れないようにエンドバーをつけられる)
  • 重さは18kg/平米あって結構重い
  • 近くで見るとバリや繊維のためガサガサした手触り
  • エッジが強いので事前のサンプル確認などを推奨
  • 屋外にも屋内にもアイデア次第でいろいろ使える

FRPグレーチングの肌触りや拡大写真、取付金物など

見た目はツルっとした印象がありますが、実際にはガサっとした感じだと思います。プラスチックのようなすべすべしたイメージではなく、ガラスの断面を触っているような独特な質感です。エッジも強いので実際に使うときは事前に手で触ったりするのをお薦めします。

例えば「屋外屋内問わず使える」という意味では、当社の棚板もFRPの余りを使って自作しています。棚のフレームはスチール製で棚の部分をFRPグレーチングにしています。

FRPグレーチングを固定するときに使うのが、この「取付金物」です。この金物をグレーチングに引っかけてボルトで固定したりします。

先ほどのベランダの工事や門扉工事など、鉄工所で金属でフレームを作る場合はオリジナルの取付パーツを作ってフレームとFRPグレーチングを一体化することもあります。

長々としたメモになってしまいましたが、メーカーさんのカタログとはまた違う目線でFRPグレーチングをご紹介してみましたがお役に立てましたでしょうか。

インテリアとしてもエクステリアとしてもFRPグレーチングのデザイン性を取り込むことは楽しいですし、見栄えだけではなく機能的なメリットも豊富ですので覚えていて損のない建材だと思います。