木造建物の新築現場でご相談をいただきました。屋根の垂木を受ける鉄骨梁を付ける工事です。現地での打合せと設計図~施工まで丸ごとお請けしました。現場はまだまだ工事中ですが、鉄工所のお仕事は完了したのでご紹介します ^^
新築現場の風景
写真は木造建物の建築現場です。監督さんや大工さんを中心にたくさんの職人さんが動き回っています。
写真で見えているのは、屋根の勾配部分。ここに「垂木(屋根の下地)」を取り付けるわけですが、鉄工所の私たちが事前に鉄骨梁(母屋)を施工して垂木を固定する作戦です。
工場で作ってきた鉄骨梁がこちら
工場であらかじめ加工して作っておいた鉄骨梁がこちら。トラックで現場に持ち込んできました。ひし形のようになっている中に垂木を通して固定できるように作ってあります。
鉄骨梁同士を繋ぐためのジョイントパーツです。2枚歯のようになっている部分に鉄骨梁を挟んでボルトで緊結できるようになっています。
こちらがジョイントで使用するハイテンションボルト。いよいよ取付工事を開始します。
垂木受け鉄骨梁、重機を使って施工
現場の重機を使って鉄骨梁を荷揚げしてもらいます。ギザギザに見えているのが今回作った鉄骨梁です。
鉄骨梁同士のジョイント固定などを再度確認。OK!
無事に鉄骨梁が施工できました。このあと、鉄骨梁の間に木材の垂木を何本も流して固定します。あとは大工さんよろしくお願いいたします!
参考:屋根の母屋を丸ごと鉄骨にした工事もご紹介します。
その間口が10Mを超す大きな屋根下地の鉄骨梁の施工例をご紹介。今ちょうど話題(?)になっている、あの競技場の屋根鉄骨工事もうまくいく...