ロートアイアンってご存知ですか?
ロートアイアンは鍛鉄(たんてつ)と呼ばれる作業で作られます。シンプルに言うと、鉄鋼材に対して「叩いて」「曲げて」「削って」「ねじって」「つなげて」を組み合わせながら鉄職人が時間をかけて1点1点作りあげる製品です。当社ではこのロートアイアン製品を「ぬくもりアイアン」と呼んでいます。
「ぬくもりアイアン製品」の製作と配送をセットでご提供するサービスを始めます。
◆ もくじ ◆
「ぬくもりアイアン」は1枚のスケッチから生む
ご来客をお迎えする「表札」をロートアイアンで製作します。すべての始まりは「スケッチ」です。
フルオーダーの醍醐味は「思ったデザイン、思った大きさで作れること」ですよね。既製品と大きく違う点です。時間や費用はかかるけど、受け取る感動は何十倍にもなります。ご依頼者様の気持ちがこもっているほど、製品が到着したときの満足感があります。
「ぬくもりアイアン」は、まずはご依頼者様からスケッチをお預かりしたいです。そのスケッチを中心に、ご依頼者様と作り手の間でイメージを共有します。この工程がすごく大切です。イメージが曖昧なままだと、できあがったときの感動が薄れてしまいます。
「特にイメージがないので考えて?提案して?」というお問合せもいただきます。ご対応はできますが、時間や手間が多くかかる割りにはご満足があまり得られないケースがほとんどです。まずはご依頼いただくときに「こんなものを作ってみたい!」というスケッチをご用意ください。その方がご満足のいく製品が完成するはずです。
本製品(オリジナルのアイアン製作)の価格帯について
今回ご紹介するアイアン表札、最後にご紹介しているハンガーやペーパーホルダーなどの「手のひらサイズ」の製品価格については、およそ「5万円前後」です。
「前後」と書いたのは本製品が「オリジナル製作」だからです。サイズやスケッチ準備、製作方法など、ご依頼者様によって千差万別になります。このことから基本的には「お問合せのたびにお見積」となります。あくまで「オリジナルのアイアン製品ってどれくらいするんだろう・・?」という疑問に対しての参考価格だとご理解ください。
もの作りを楽しむ職人が
「叩く・曲げる・ねじる・削る・ひっぱる」
普段から使っている「丸棒(断面が丸形状の鋼材)」をバーナーで熱すると写真のようにまっ赤になります。この間だけ鉄は柔らかくなるので、ハンマーで叩いて模様をつけたり、ねじったり曲げたりできます。
飴細工やガラス工芸の製作風景をテレビなどでご覧になったことがあると思います。「熱して変形させる」というのは鉄でも同じです。この作業を何度も何度も繰り返して鉄は踊るように変形します。職人も楽しむ気持ちで作っています。
「スケッチ」が「カタチ」になる瞬間
職人が作りながら考え、考えながら作るのが「ぬくもりアイアン」の良いところです。
普段はCAD(設計ソフト)でミリ単位に設計された「図面」をもとに作るけれど、このときばかりは「図面」がありません。職人のアイデアや技術、そしてセンスで製作します。
ご依頼者様の「スケッチ」が「カタチ」になるまであと少し。
「ぬくもりアイアン表札」は
何十年も あなたの家のアイコンになります
決して既製品のロートアイアン表札では実現できない、ご依頼者様の気持ちがこもった「ぬくもりアイアン表札」が完成です。ご依頼者様のキャラクターを活かしたデザインです。家全体のアイコンとして何十年もご来客をお迎えします。
「気持ち」は「ぬくもり」として相手に伝わります。ご自分用に作っても良し、また、ギフトとしてお友達やご家族を驚かせても良し。当社は大きなものは作れないけれど、手のひらに乗るギフト作りに「ぬくもりアイアン」をお役立てください。
「ぬくもりアイアン」の製作の流れ
1.メールやお電話をお待ちしております。
2.作りたい製品のスケッチをお送りください。(PDFやFAX、郵送でもOK)
3.製品のお見積をお返事いたします。
4.いただいたスケッチをもとに、アイアン製品のイメージ図を作りますので、
ご確認ください。
5.イメージ図のご承認後、製作を開始します。
6.完成次第、梱包のうえ配送いたします。
「ぬくもりアイアン」カタログ
ハンマーで表面に独特の表情をつけて・・
カピバラ親子の壁掛けハンガー。
こちらは、花の部材を作ったら・・
ペーパーホルダーの完成です。