こんなの作ってみたシリーズ。「特注忍び返し」

今回の作ってみたシリーズ(但しシリーズ自体がない)のご紹介です。「作ってみたシリーズ」の定義は「図面がない手作り金物」です。なんでもかんでも図面がなくても作れるわけではないですからね。あしからず。

特注の忍び返しを作ってみた。

オリジナル忍び返し

この現場では、鉄骨階段と手すりを工事させていただきましたが、それはまた別の機会にお披露目するとして、今回は「忍び返し」をオリジナルで作ってみたのでご紹介します。

現場監督さんから「防犯で樋のところに防犯の忍び返しをつけたいが、オシャレなのがない・・」と愚痴られてしまい、工場の空いた時間にこっそり作ってみたらとても好評でした。

インターネットにある既製品にはないオリジナル品質!

ネットで「忍び返し」を検索するといろいろな既製品が出てきます。しかし、この建物のオーナー様は既製品の「ありきたり感は好かない」と現場監督さんにご相談されていたそう。

このときにちょうど現場に入っていたのが私たち鉄工所。

図面があるわけでもないのだけど・・作ってみてほしいと言われて作ってみたのがこの「オリジナル忍び返し」です。

フラットバーをアール曲げて・・丸鋼を尖らせて・・と、なかなか凝った造りになったオーダー金物となりましたが、これを溶融亜鉛メッキ処理して仕上げた一品ものです。

鉄骨階段ももちろん喜んでいただけましたが、オーナー様はこの忍び返しがとてもお気に召したとのことでした。めでたしめでたし。

溶融亜鉛メッキ処理した忍び返し

自社工場があるからこそ、変化球なオリジナルのオーダー金物でも対応できます。お気軽にご相談ください!