ステンレスとは 〜建材としてのステンレス鋼の解説〜
 

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ステンレスとは 〜建材としてのステンレス鋼の解説〜


ステンレスとは

「stain」は「汚れ、しみ、傷」等の意味があり、「less」は「より〜しない」という言葉。合わせて「stainless=錆びない」という意味になります。

鉄の解説ページでご説明したような、酸化を防ぐために作られたのがステンレスです。鉄にクロム、ニッケルを混合したものです。クロムが混合されると空気中の酸素と結合して表面に酸化を防ぐ皮膜ができます(不動態皮膜といいます)。これがサビを防ぐのです。

不動態皮膜の薄さは100万分の3mm。加工して切断したり、熔接したりしても、周囲の酸素と結合して膜は再生成されます。軽く拭き掃除をするだけで、半永久的にその輝きを失いません。ただ、これらの混合工程が必要な素材なので、鉄よりも建材コストが高くなってしまいます。さらに中国での建築需要のためにステンレス価格は高騰しているようです。

見栄えも美しく、意匠性が高いステンレスの、「ヘアライン」とは言葉とおり髪の毛のように、細い線が幾筋もひかれたキレイなつくり。細い線もなく鏡のような面を持つその名のとおり鏡面仕上げもあります。着色も可能です、電解着色といいます。
 

建物の中のこんなところにステンレス製品が使われています。

銀行。玄関や自動ドアの枠、キラキラ輝いていますよね。ステンレスです。大体あのように輝いているものはステンレスです。手摺、掲示板の枠、あまり人の手が触れないところにはスチールにクロムメッキの場合もありますが・・。変わったところでは、腐食に対して敏感なボイラー室の配管や配水管のラッピングにも使われています。ちょっと見えないところですね。

多彩な表面仕上げ(素材)。

ステンレス ヘアライン仕上げ
ステンレス HL(ヘアライン)
金物建材として最も一般的な仕上げ。髪の毛のような細い研磨筋が幾筋も平行に並ぶ。
ステンレス 2B仕上げ
ステンレス 2B(ツービー)
2D仕上げ材にやや光沢を出す冷間圧延を施したもの。2Bの「B」はブライトの略。
ステンレス 400番研磨
ステンレス 400番研磨
2B素材を400番バフで研磨仕上げしたもの。成果物に対してピカピカ感を出したいときによく使用されます。光沢のある庇や自動ドアの枠などに。
ステンレス 鏡面(400番研磨)
ステンレス 鏡面(800番研磨)
鏡面と呼ばれる、ほとんど鏡のようにピカピカになる仕上げ。商業建築などの装飾金物に使用されることが多い。他の素材に比べ高額。
ステンレス サンドブラスト
ステンレス サンドブラスト
これは表面処理なので、仕上りとは異なるが、成果物として完成したものに、小さな砥石(砂のようなもの)を吹き付けてつや消しのような意匠に。
 
この他にも、エンボス処理、エッヂング処理などの表面処理も対応可能です。

 


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建築金物工事に関する建材解説


 
 

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